彼はいつも仲間とおどけながら、僕に声をかけました。
たぶん、僕をからかっていたんだと思うのですが、僕は言葉が全くわからないので張り合いがなくてごめんね。
それにしても立派な眉毛です。
前回、デリーの美容室で糸で眉毛を抜きながら整えるエステを受けたのですが、彼もそのうち受けるのでしょうか?
痛いので、あまりおススメしません。
3回ほど通ったカレー屋で、いつもカレーを出してくれた妙に大人っぽい少年。
僕にはいつもみんなとは違う冷たい水を出してくれてありがとう。
ミネラルウォーターだと思って飲んでいたけど、冷蔵庫に入っているだけの生水だったことを最後の日に知りました。
でも、すっかりインドに身体が慣れたようでお腹は壊さなかったよ。
いつも同じ場所にたむろしていた人達です。
ほぼ同じメンツです。
奥の彼はチャイを作ったり、後ろのミントやシャンプーを売ったりしているのですが、それ以外の人は、いったい何をしているのでしょうか。
失業率50%超えているとは聞いているのですが、この人数からいくと80%の失業率になってしまいます。
まぁ、僕もあまり人のことは言えませんが…。
いつも、やっていけって手招きしながら声をかけてくれましたね。
おじさんは手相の占い師です。
でも、ヒンドゥー語のできない日本人の僕に何語で教えてくれるのでしょう。
次に来るときには、多少なりともヒンズー語を勉強してくるからね。
まぁ、たぶん、通訳をつれてくると思うけど。
それまで達者でいてください。
皆さん、お元気で。
ベトナムのニャチャンでもやりましたが、昼寝選手権のデリー編です。
リクシャーは営業している時間より、眠っている時間の方がおそらく長いかと思われます。
車社会の影響で、どんどん利用も減っているのでしょうね。
後、20年もしたらほとんど見られなくなるかもしれない光景かと思うと寂しい気もします。
やはりこの光景を見るとどうしても微笑んでしまうので。
これも眠り方として多い光景です。
足裏マッサージを受けるときのポーズですね。
新興宗教の「法の華」がやっていた足裏診断もこうしていたのでしょうかぁ。
WEBマガジンを創っていたときのスタッフが「法の華」の本部の近くに住んでいたので、当時、信者をよく見かけ、ふと思い出しました。
今、調べたら詐欺罪で逮捕された教祖の福永法源は、昨年、12年の刑が確定したと書かれていました。
この眠り方をしている人を初めて見つけました。
脱力系とでもいいましょうかぁ。
足に血が下がりそうな気がしないでもないですが…。
起きたら一度、足を揉んだ方がいいかと思います。
リクシャーではないのですが、屋台の上でこんな風に眠っている方もいらっしゃいます。
夜の営業に備えているのです。
っていや、ちょっと待ってください。
頭の先にコーンがかかっているところを見るとアイスクリーム屋さんですよね。
今の時間が、かきいれ時のような気がするんですが…。
先日、デリーの犬を紹介したんだけど、それ以外にもデリーの街には、様々な動物が歩いています。
今日は、そんな動物を僕が馬に乗りながら紹介したいと思います。
おっと自己紹介を遅れました。
インド人なら誰もが知っているボリウッド俳優の大御所「アミタ・バッチャン」からとって、「アミダ・バアチャン」と申します。
嘘だけど…。
象から行きましょうか。
デリーの街では象使いを家まで呼ぶことができるんです。
きっと彼もどこかの家の子供の誕生会か何かで呼ばれていくのではないでしょうかぁ?
大道芸人を呼ぶのと同じかもしれないですね。
ちゃんとメイクを施しいるし。
お馴染みの牛は何度か見られていますよね?
ん?牛は神聖だから物を引っ張らせていいのかって?
もともと、農耕など仕事の助けとして使用している動物なのです。
しかも栄養のある牛乳を産み出し、糞は乾燥させて燃料にもなるというところから大切にしているのです。
殺して食べるなんて滅相もございません。
羊か山羊かで…。
羊のしっぽはだらんと垂れ、ヤギのしっぽはクルンと上を向いているというのだけど、こやつは中途半端な位置にしっぽがあるんですよ。
最初はお話するところから始ります。
「君は右手を上にして組むんだね?」
「あなたは左手が上なんですね?
日本人は立ち姿の時、左手を前にして手を組むのがマナーなんです。
刀を持つ利き手を隠す由縁があるそうですよ」
「君は物知りだなぁ…」
などと。
その時期を終えると肩を組んで歩き始めます。
肩組みは、身長さがあると大変ですよね。
男女の身長差カップルで、どうしても肩を組みたかった男性の歩行姿勢の努力を見て感心したことがあります。
肩を組むだけでは物足りたくなったら、頭もくっつけます。
髪型が崩れようが関係ありません。
インド人の髪の毛は美しいといわれています。
ヨーロッパなど高級サロンではエクステンション(つけ毛)毛はインド人女性の黒髪が使われているようです。
その時期を経るといよいよ手をつないで歩き始めます。
この写真は見えにくいかもしれませんが小指だけをつないでいます。
もう少し慣れてくるとがっつり組んで歩く人達の姿も見かけます。
別にゲイではなく、これが仲良しの証しなのです。
未だに慣れない僕は、ついつい手にばかり目がいってしまいますが…。
大人びた子供達によく出会います。
たぶん、この子も3歳くらいで無邪気に遊んでいるのですが、いざカメラを構えると急に大人びた表情をするんですよね。
亡くなった父にも似ている気がします。
昔、俳優の友人に僕はインド人のクォーターと嘘をついて、1年ほど嘘というのを忘れたままにしておいて大変なことになったことがあります。
「あぁ、あなたがイシコさん。おじいちゃんがインド人なんですよね?」
と初めて会った方に言われました。
この子も5歳くらいだけど、既に色気を感じますよね。
みだれ髪がそう感じさせるんですかねぇ。
与謝野晶子の「みだれ髪」。
読もうと思って買ったんですが、結局、読まないでそのまま古本屋に出しちゃいました。
彼女を見て、日本に戻ったら読んでみようと思います。
はい。買わないで図書館で借ります。
彼は歩き方もぎこちなくて2歳くらいだと思います。
ブーブーって感じなのに、顔つきは既に大人です。
「次はこの曲です。
俺のインド。
笛バージョン。
お聞きください」
って言いそうです。
この中に下校中の小学生の女の子達が乗っています。
僕の金髪に反応して、次から次へと顔を出してきます。
その女の子達がみんな美人なんです。
やっぱりインドって美人が生まれる土地なんですね。
中国のある媒体が発表した世界六大美人産地の中にもインドが入っています。
インド以外も気になりますよね。
フランス、ギリシア、ナイジェリア、アメリカ、ベネズエラらしいです。
次の旅は「セカイサンポ」じゃなくて「セカイサンチ」にしようかなぁと思う今日この頃です。
未成年の煙草はやめましょう…ってとても、インド人には見えません。
インド人はインダス・ガンジス文明を造ったトラビタ族というこの土地を受け継いできた人種が多いそうです。
もちろんそれ以外にもモンゴロイド族やいわゆる白人のアーリア族も入っているという話なので、この場合、アーリア族になるんでしょうか。
痰を吐くのはやめましょう…ってちょっと痰の量が多くないですか。
インド人はよく唾を吐くので、地下鉄構内には唾はき禁止のマークまで見かけます。
唾だけでなく、鼻も吐きます。
「吐きます」というのは、変ですが、手で噛みながら見事に飛ばします。
実は、これ病気に関する警告の看板でした。
最初は煙草ではなくて、体温計だったんですね。
青いおばさんは頭が痛かったらってことなんですね。
痰ではなく、吐き気をもよおしたらってことなんですね。
そして、最後の肩が凝ってきたらの絵がなぜか写真。
どうして、最後まで絵をつらぬきとおさなかったんでしょう。
そうやって見ていくと3つめの絵から一気にやる気がなくなっている気がします。
一度、走ってみたい東京マラソンが近づいています。
2年ほど前、デリーマラソンが行われたことをインド在住の方からうかがったのですが、その後、開催された気配はありません。
確かに、このスモッグと埃の中を走るのは結構、勇気がいりそうです。
可能性は0%に近いでしょうが、もし、この道がマラソンコースに選ばれたら、世界一の地獄の登り坂とマラソン界で話題になりそうです。
あまりにきついので自転車の人達はみな押して登ります。
スコットランドにギネスブックに乗る坂道があるようですが、ここまで広い道で、きつい坂道というのは珍しい気がします。
しかし、時に自転車から降りないで登りつづけるツワモノもいらっしゃいます。
脚力のギネスブックってあるのでしょうかぁ?
でも、はかれないですもんね?
はかれないといえばギネスブックで一番辛いトウガラシってどうはかるんでしょう。
昨年、インド原産の唐辛子がメキシコのハバネロをしのいで世界で一番辛いトウガラシとして認定されました。
ギネスブックで一位に登りつめると、やはり周囲の環境は変わるんでしょうかぁ?
こちらの坂道も頂上まで登ると景色が変わりました。
いわゆる貧民街と呼ばれる場所です。
デリーの人口1500万人のうちの半分は、こういった貧民街に住んでいるのです。
実際、いろいろな問題は抱えているのでしょうが、みんなイキイキしていて楽しそうです。
相変わらずカメラを持っている僕は、
「撮れ!撮れ!」
とうるさいので、上から何枚も撮りました。
インドの人々は、写真を撮られたがります。
僕にとってはありがたいのですが、ただ最近、皆様、注文が多くて困ります。
彼は、ジュースを飲んでいるところを撮ってくれと言われました。
今、インドでは牛のおしっこから作ったジュースが開発中というニュースを見ました。
嘘ではなくてホントらしいですよ。
彼はトラックに乗るところを撮れと言われました。
インドのトラックは派手です。
後ろのひらひらも、よく見かけます。
そうそう、インドの車のシェアの50%以上がスズキだそうです。
インド人はスズキはインドの会社だとよく言います。
合弁なので間違ってはいないんですけど…。
彼は携帯電話を持っているところを撮れと言われました。
彼は小さな携帯電話屋をやっているようです。
世界で一番、携帯電話の普及が伸びているのはインドだと言われています。
昨年度は、まだわかりませんが、2007年の4月から2008年の3月までの1年で約8500万台売れたそうです。
日本の人口で考えても大変なことです。
ノキアが半分以上占めているようです。
一番、困ったのはこのおじさんです。
僕が慣れないバスに乗って、外を見ながら、ようやく出てきた知っている光景の場所で降りようとしたら、俺を撮れと言うのです。
「僕、今、降りるんですけど」
「いいから撮れ」
彼は降りるドアの前に立ってしまいました。
「だから降りるんだって。いや、運転手さんまで何言ってるんですか?」
運転手さんも撮ってやれと言っています。
仕方なく撮ったおかげで、降りる場所が次のバス停になってしまいました。
「ブラックがインド人にどつかれたらしいぜ。
命に別状はないらしいが、かなり精神的にやられているらしい。
あいつら牛は大事にするけど、俺達はじゃけんにしやがるんだよな」
「ホワイトの野郎が、また、わがまま言ってたらしいっすね?」
「そうなんだよ。
あいつ、自分が白だからいじめらるって訳のわかんねぇこと言い始めたんだよ。
一緒だって説得したんだけどよ、いつものダダをこねまくって暴れ始めたんだよ」
「で、どうなったんすか?」
「結局、目の周りと身体を黒くして、パンダになりきったよ」
「かわいがられたんですか?」
「そんなわけねえだろ!
インドにパンダなんていねえんだぜ」
「えっ?いないんですか?」
「中国以外でいるのは、日本、アメリカ、ドイツ、オーストリア、メキシコ、タイの動物園だけだよ」
「じゃ…」
「やられたよ」
「俺達みたいに大人しく白にまぎれてりゃ、あんな目に合わなかったんだ」
「そ、そうなんですかねぇ…」
「ほら、横断歩道の白とコンノートプレイスの白の柱で俺達がいるってわかんねぇだろ」
「ちょっと見えているような気がするんすけど…」
「ほんとだ。白い線から出ちゃってる」
「いや、そういう問題じゃ…」
ってデリーの犬達にはどこかドラマを感じさせてくれます。