「バンコクにいるの?大丈夫?」
と友人からメールをいただきました。
バンコク国際空港の占拠事件から、半年も経っていないのだから仕方がないですよね。
ちょうどあの頃、タイの北部を散歩していた僕は毎日、黄色い服を着た人々に埋まっている写真が載っている新聞を眺めながら、コーヒーを飲んでいたことを思い出します。
穏やかにする色と言われる「ピンク」が象徴するように、街は穏やかな時間が流れています。
日本より一足先に、公園のベンチでアイスクリームを食べながらお花見を楽しみました。
パッと見ると桜に見えるのですが、「タイの桜」と言われるチョンプー・パンティップという花だそうです。
あまりに穏やかで曜日感覚がすっかりなくなってしまいました。
郵便局に行き、お休みであることで日曜日であることに気付くほどです。
翌日、旅中にいろいろたまってきた荷物も日本に送りました。
かわいい象の植木があるスクンビットで、ビザも無事、取得できたので、インドに向かいます。
バンコクが混乱している時期、インドのムンバイでもテロ事件がありましたが、デリーは落ち着いているとのことです。
テロと言えば、紅茶で知られるインドのアッサムで数年前、村人を震え上がらせ、射殺された巨大なインドゾウがアルカイダのビン・ラディンにちなんで「ラディン」と呼んでいたそうです。
僕には象は穏やかなイメージがあるのですが、実は、人に危害を加える象が多いのも事実です。
それでもアフリカゾウに比べれば、インドゾウは穏やかと言われてますが…。
バンコクに来ると、チャオプラヤー川の船のバスを利用することが多いです。
もちろん目的地に行く時に利用するのですが、目的もなくふらりと乗ることもあります。
ただ、車掌ならぬ船掌の方が、料金を回収する際、行先を聞いてきます。
行先が決まっていない時は、ノンタブリーという終着駅の名前を言うことにしています。
後は、川の風を浴びながら、水上の風景を楽しみます。
高い建物を見ていると、隅田川みたいだなぁと思うときがあります。
隅田川?墨田川?といつも迷ってしまいます。
京都で鴨川沿いを散歩しながら、鴨川?加茂川?賀茂川?と迷うようなものです。
京都の鴨川の場合は、同じ川でも場所によって漢字を変えるようですが…。
水上の家を見ることもできます。
船を家につけて「ただいま」という生活もいいですね。
知人の子供に「どうして、ただいまって言うの?」と聞かれ、答えられず、一緒に調べたことがあります。
子供の頃から使っていたのに、「たった今、帰りました」の略ということをそのとき初めて知りました。
こうして、様々な景色を楽しみながら、1時間くらい揺られていると終点のノンタブリー駅に到着します。
ノンタブリー駅?
特に何もありません。
時計台があるかな…。
「ピザ10回言ってみて」
「ピザ、ピザ、ピザ…」
「じゃ、ここは?」
「ひざ!」
「ブー!ひじです」
という会話を思い出しました。
「左でデコピンするの?」
「俺、左利きって知らなかった?」
「マジ?っつうかデコピン使っていいのは一本だけだぜ」
「うるさい。黙れ。負けた奴が何をぬかす」
「あれ?ひじの場所はわかったけど、ここはなんて言うの?」
「はぁ?もうそれはさっき終わったんだよ」
「いや、気になるよ。注射の時に射すところだよ」
「面倒なやつだなぁ。ひじの裏側でいいじゃん」
ってすいません。
二日続けて「ワットポー」の話で申し訳ないのですが、ここに並ぶ像にどうしても吹き出しをつけたくて…。
メタボ症候群の僕も、もう少し腹周りをスッキリさせたいと思っております。
ちなみに「ひじ」はムエタイで欠かせない攻撃技です。
ワット・ポーに三度も通っています。
マッサージが大好きな僕は、タイ式マッサージの総本山としてこの寺を知ったのですが、どうやらそれだけはなさそうです。
バンコク最古の寺院なのだそうです。
そして、この寝釈迦像の裏にはバラモン教の教えが描かれています。
あれ?バラモン教ってヒンズーじゃない?
あれ?タイって仏教国だよね?
様々なタイの歴史が、この寺に詰まっているのです。
この寺に来るたびに新しい発見があります。
この壁画も今回、初めて見つけました。
人より腸が長く、男性に珍しい便秘症の僕は、この図のへその下にあるツボが気になります。
僕が習った便秘のツボはへその上だったのですが、これはまた別のツボなんですかねぇ。
この寺で門番のように立つ銅像が大好きなんです。
髭が特徴的なんです。
中東では髭を伸ばしていないと男性じゃないと言われるほど大事なもので、ビジネスの交渉が決裂したという話を何かで読んだことがありますが、タイではどうなのでしょうね。
タイの国民的人気バンドのカラバオは伸ばしていますが、それ以外の若手俳優やミュージシャンの髭面は見たことがありません。
一番、好きなのは、この寺にある街灯なんですけどね。
いろいろな街の街灯を見てきたのですが、今のところ、これが世界で一番好きな街灯です。
陶器でできた街灯です。
タイで有名なベンジャロン陶器とは違うのですが、これはきれいですよね。
って写真を撮っていると
「あいつ何、街灯撮ってるんだ?もっと撮るもんあるだろ」
って顔で観光客の方々が僕を見ながら横を通り過ぎていきます。
バスに乗ると車掌さんが乗車賃を取りに来ます。
エアコンの無いバスは、統一料金なので楽です。
原油価格によって乗車賃もよく変わるし、昼と夜で値段が違ったりして…、つまり、正確な値段がわかんないのですが、10バーツ(約30円)も出せばお釣りがきます。
未だに理由がわからないのですが、時折、回収しないときがあります。
3,4回はタダで乗っています。
エアコンのバスの場合は、行先によって値段が違います。
快適なのですが、車掌さんに英語で行先を告げても通じないことが多々あります。
ホテルやインフォメーションセンターで、メモ帳に行先をタイ語で書いてもらってみせるのが確実です。
たいてい20バーツ(約60円)支払えば、お釣りがきます。
行先も決まらず、乗る時は、エアコンなしのバスに乗ります。
行先が決まっている時はエアコンありのバスに乗ります。
ただ、同じ行先のバスでもエアコンありとなしでバスの番号が違うのでご注意ください。
後、エアコンなしのバスに乗り、座席が選べるほど、空いている場合は直射日光の当たる方は避けましょう。
渋滞で動かない時の直射日光ほど暑いものはありません。
バンコクの街を歩いていると上記のステッカーをよく見かけます。
BNEって何でしょう?
BAE=高離着陸性能の飛行機
BBE=サウンド技術の優れた会社
BEE=みつばち
バス停にも貼られています。
BFE=マスクにおける最近の濾過率
BIE=国際博覧会条約の略称
BME=ボディピアスやタトゥなどの愛好家の画像や体験談から成り立つWEBサイト
英語バージョンも見つけました。
と同時に順番に、インターネットで「N」の部分を順番に入れかえて遊んでいるとBNEのところで出てきました。
ウィキペディアによると池袋、新宿、渋谷などの繁華街で見られ、貼っているところの目撃情報はなく、個人なのか団体なのかもわからないのだそうです。
このバージョンも見つけましたが、これが通常のパターンのようです。
日本やバンコクだけではなく、香港、クアラルンプール、台湾、サンフランシスコ、ニューヨーク、バルセロナ、ミラノ、アムステルダムなどで目撃され、サンフランシスコでは市長が懸賞金2500ドル(約25万円)をかけるという騒動にまで発展しているそうです。
次のインドのビザを取得しようとバンコクのインド大使館に立ち寄りました。
しかし、申請から中3日かかると言われました。
つまり月曜日申請で金曜日です。
ちなみにバンコク到着が金曜日の夕方でした。
ということで僕は、1週間、バンコクに滞在することになってしまいました。
まぁ洗濯物もたまっていたので、よかったかもしれません。
ムエタイでも習ってみようかなぁと見学に行ってみました。
でも、見ているだけで喉が乾き、ボーっと見ながらコーラを飲んでいました。
スタジアムに試合を観に行くと、試合前のワイクルーと呼ばれる踊りが長いのが苦手です。
最初は興味深く見ているのですが、3時間以上観ているとさすがに飽きてしまいます。
だから、スパークリングを見ている方が僕には合っているのかもしれません。
シアターガイドの連載用に芝居も何本か観たいとは思っています。
昨年、バンコクで観たエンターテイメントショー「サイアムニラミット」。
この劇場はギネスにも登録されている世界最大の劇場でした。
今回は、仮面劇とニューヨークから来ているミュージカル「シカゴ」のタイバージョンを観たいと思います。
でも、結局のところ、たくさん眠ると思います。
昼寝もすると思います。
このところ毎日10時間くらい眠っています…と書いたら、
7時間睡眠が一番よくて、8時間、9時間と長くなるにつれ死ぬリスクが高くなり、10時間で一気に死ぬリスクが高くなるという学術結果が出ているというのを知人からメールでいただき、今、焦っているところです。