2007年10月 ARCHVES

自分に能力がないことはわかっているが、それが数字として出るというのは、何とも緊張するものである。
英語を取得しようと思い立ったのだが、その前に担当の白川氏は僕の現在のスピーキング能力を客観的に把握してから、具体的な取得法を考えたいということで、SSTという英会話のテストを受ける。

このSSTというスピーキングテスト。
英語のテストとして知られるTOEICで高得点をとった人でも仕事では満足に話せない人が多いということで、TOEICを補う「スピーキング能力を評価するテスト」として行われているようである。

1対1の対面式テスト。
「LET'S ENJOY!」
試験管の福江氏の言葉で試験開始。
約15分のインタビュー形式。

言いたいことが全く出て来ない。
「あれ?「雰囲気」って何だっけ?」
日本語でつぶやいてしまう。
きっと元々知らないはずなのに、見栄をはり、まるで自分がど忘れでもしているかのように装う。

全く英単語が出てこない…。
言いたいことが出てこない…。
海外で同じような状況だったら、この時点で開き直って日本語で伝えようとしてしまうのだろう。
当たり前だが、今日は英語縛り。
これが僕の本来の姿なのだ。

きっとこういった姿を見せたくなくて、今まで海外でも日本語で通してきたのかもしれない。
英語のテストなのに、自分の今までの見栄っ張り度を反省することになってしまった。
さぁ、思いっきりかっこ悪さをさらけ出して、これから英語取得に励むのである。

[ UPDATE : 2007/10/28 ]

来年で40歳になる。
今まで英語を勉強しようなどと思ったことなど一度もない。
一度もないというのは語弊があるかもしれない。
英語本は何冊か買ったことがある。
でも、「英語は絶対に勉強するな」
「3週間で話せる英語」
とどれも僕の性格を物語る努力というものを感じさせない本ばかりである。
もちろんその本も買っただけで満足してほとんど広げていない。

海外を旅することはあっても全て日本語ですませてきた。
レストランでは「すいませ〜ん」と呼び、タクシーには行き先の地図を見せて、「お願いしま〜す」と笑顔ですませる。
ただ、英語が話せたらなぁと思ったことが今まで一度もなかったのかと言われれば、それは「あります」と答えるだろう。

せっかく出会った人々とコミュニケーションが取れなくて、せっかく仲良くなれるチャンスをふいにしたことは数えきれない。
人生の半分を終えようとしている。
残りの人生は英語を話せるようになってもいいのではないだろうか。
ふと僕はそう思ったのである。
そこで決意したのである。
来年の出発までに英語の猛特訓をしてコミュニケーションをとれるようになろうと。
さて、さて、どんなことになるのやら。

[ UPDATE : 2007/10/26 ]
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